遠藤研究室について

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東京工業大学遠藤研究室では、 スーパーコンピュータをはじめとする高性能計算システムのための ソフトウェアやアルゴリズムなどの研究を、 TSUBAME3.0スパコンなどを用い行っています。 近年はGPUを用いたディープラーニングの大規模化・高速化の研究も行っています。 スパコンアーキテクチャは年々、並列度の増大や、メモリ階層の複雑化など、変遷し続けています。 それらを利用しやすくするソフトウェアやアルゴリズムの進展が求められており、 本研究室では関連の深い研究室や異分野の研究室とも共同して研究に取り組んでいます。

学部生の配属については、情報理工学院 数理・計算科学系から志望することができます。

他大学からは大学院入試をご検討ください。スケジュールに関しては大学の入試情報ページ(修士課程入試博士後期課程入試)などを参照ください。

遠藤研究室の今年度説明会を、下記のように行います。

  • 2024/2/2(金) 15:25-17:05
  • 大岡山 西7号館 3F 302号室

研究室はすずかけ台キャンパスですが、今回は大岡山で行います。

  • 参加予定の方は、事前にメールを endo[at]is.titech.ac.jp に送ってもらえると助かりますが、飛び込みでも大丈夫です。
  • 西7号館の玄関を開けるには学生証が必要です。
  • 日程が合わないが聞いてみたい、またはすずかけ台の研究室を見てみたい、という場合は別途連絡ください。

遠藤研究室の今年度の研究室紹介を、下記の日時で開催します。

  • 2022/2/2(水) 10:45~12:15

Zoomにて開催します。

出席希望者は、前もって endo[at]is.titech.ac.jp にメールもしくは、Twitter ToshioEndoに連絡をお願いします(Zoom URLなどお知らせします)。

時間の都合がつかないが話を聞いてみたい、という場合も上記に連絡ください。日時を調整させてもらいたいと思います。

遠藤研究室の今年度の研究室紹介を、下記の日時で開催します。

  • 第一回:2021/2/9(火) 16:15~17:45
  • 第二回:2021/2/10(水) 13:30~15:00

Zoomにて開催します。

出席希望者は、前もって endo[at]is.titech.ac.jp にメールもしくは、Twitter ToshioEndoに連絡をお願いします(Zoom URLなどお知らせします)。

時間の都合がつかないが話を聞いてみたい、という場合も上記に連絡ください。

卒業論文発表

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2020年8月11日に数理・計算科学系の卒業論文発表(オンライン)があり、相川君が発表しました。

  • 相川 洋貴:時間ブロッキングを用いたステンシル計算のドメイン特化言語による高性能実装と評価

流体シミュレーションなどで用いられるステンシル計算の高速化のためには時間ブロッキングというメモリアクセス局所性向上手法が有用であることが知られていますが、手作業ではプログラミングが大変煩雑という問題がありました。多次元配列計算のためのドメイン特化型言語Halideでそれを記述し、容易な記述で高い性能がえられることをマルチコア計算機上で示しました。

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HPC Asia 2020での発表

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国際会議HPC Asia 2020が2020年1月14~17日に福岡で行われ、当研究室から論文・登壇発表が1件、ポスター発表1件を行いました。

  • Toshio Endo. Integrating Cache Oblivious Approach with Modern Processor Architecture: The Case of Floyd-Warshall Algorithm

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  • Tomoya Yuki, Toshio Endo. Toward Latency-Aware Data Arrangement on Many-Core Processors (poster)

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上記の研究はNEDOおよび産総研-東工大RWBC-OILの支援を受け行われました。

松宮遼君博士号取得

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博士課程の松宮遼君が博士号を取得(遠藤研初)しました。

  • 松宮遼:Integration of Non-volatile Memory into One-sided Communication for Extreme Big Data Applications

エクサスケール時代に向け超ビッグデータ応用の実現支援が重要となるなか、DRAMと不揮発メモリ(NVM, ここでは主にFlash)等からなるメモリ階層を持つ計算機、それらを多数持つ大規模システムにおけるプログラミングシステムの研究を行いました。ComEX-PMとvGASNetの提案・研究・開発により、片方向通信とNVMの利用を効率的に可能とします。特にvGASNetでは協調キャッシュの導入により、片方向通信の欠点の一つであるスケーラビリティの問題を大幅に改善しました。

2019-01-10 10.58.44t.jpg2019年1月10日に公聴会が行われ、その後の審査等を経て学位授与が決定しました。

在学中の研究内容の一部にはJST-CRESTおよび産総研・東工大RWBC-OILの文脈によるものが含まれます。

修士論文発表

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2019年1月31日~2月1日に数理・計算科学専攻の修士論文発表があり、伊藤君が発表しました。

  • 伊藤祐貴:GPUメモリ管理の実行時最適化による大規模深層学習の高速化

ニューラルネットワーク(NN)のモデルが複雑になる場合に、GPUメモリ容量が不足して学習ができなることがあります。そのような場合の解決のために、NNの構造全体を考慮する最適化技術PoocH(Profiline based out-of-core Hybrid method)およびChainerフレームワークの改造による実装・評価を行いました。

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研究内容にはIBM東京基礎研との共同研究の内容を含みます。

研究成果を https://github.com/yukiito2 にて公開中です。

遠藤研究室の今年度の研究室紹介を、下記の日時で開催します。

  • 第一回:2019/1/30(水) 15:05~16:35
  • 第二回:2019/2/5(火) 13:20~14:50

場所:西7号館302号室 (建物入口のすぐ左手)

出席希望者は、前もって endo[at]is.titech.ac.jp にメールもしくは、Twitter ToshioEndoに連絡もらえると助かりますが、予告なしでも大丈夫です。

時間の都合がつかないが話を聞いてみたい、という場合も上記に連絡ください。