東京工業大学遠藤研究室は2013年4月に開設した研究室です。

高性能計算のためのソフトウェアの研究を、 TSUBAME2.5スパコンなどを用い行っています。 研究成果の一部は実際にTSUBAMEの設計・運用にもフィードバックされます。

配属については、学部生は理学部 情報科学科(入学時はI類)、 大学院生は情報理工学院 数理・計算科学系 から志望することができます。

大学院入試スケジュールに関しては大学の入試情報ページ(修士)などを参照ください。

大学院生募集中
東工大内外関わらず、高性能ソフトウェア、省電力ソフトウェア、スパコンプログラミング、などの研究に興味のある学生を募集しています。本研究室の研究分野もご参照ください。
興味のある方は、時期を問わず、ぜひ研究室見学に来てください。事前に el-query[at]el.gsic.titech.ac.jp 宛にお気軽にご連絡ください。

2017年4月修士課程入学の入試は終了しましたが、参考までにスケジュールを示します:

一期生修論発表

  • 投稿日:
  • by

遠藤研究室一期生の三人が2月に修士論文発表を行い、無事修士課程修了しました。おつかれさまでした。

 

  • 佐々木 尚人:時間発展アプリケーションにおけるチェックポイントデータの非可逆圧縮手法の提案と評価
2016sasaki-master.jpg
  • 辻田 裕紀:マルチGPU・マルチノード環境のメモリ階層に適応した数理最適化ソルバー向けスケジューリング手法
2016tsujita-master.jpg
  • 都筑 一希:CPU・GPU混載ノードにおける性能・消費電力モデルを用いたオンライン電力制御手法
2016tsuzuku-master.jpg

※発表会での写真がピンボケしてしまったため、後日の説明の様子

ESPM2(SC併設)での発表

  • 投稿日:
  • by

2015年11月に行われたSupercomputing '15会議の併設ワークショップESPM2 (International Workshop on Extreme Scale Programming Models and Middleware)にて、修士二年の辻田裕紀君が発表を行いました。

Yuki Tsujita, Toshio Endo, Katsuki Fujisawa: The Scalable Petascale Data-Driven Approach for the Cholesky Factorization with Multiple GPUs (slides)

九州大学藤澤克樹先生が中心に開発している数理問題最適化ソルバーSDPARAについて、数千基以上のGPUを使った際の性能をさらに向上させる改良を行いました。

コレスキー分解の計算部分を、データドリブン方式で行う・GPUとCPU間のデータ移動量を抑えた分散データ処理基盤を実装する・非同期ブロードキャスト相当の通信をスケーラブルに行うなどの工夫を行いました。これにより、TSUBAME2.5ほぼ全体の1360ノード・4080GPU上で1.775PFlopsを達成しました(世界記録更新!)

 

espm2-15-tsujita.jpg

 

 

SmartGreens, IPDPSでの発表(5月)

  • 投稿日:
  • by

大変遅い記事ですが…

修士学生3人が、5月の国際会議で研究発表を行いました。

SmartGreens2015@Lisbon, Portugul

・Kazuki Tsuzuku, Toshio Endo. Power Capping of CPU-GPU Heterogeneous Systems Using Power and Performance Models.

s-2015-05-22 14.58.51.jpgのサムネール画像

IEEE IPDPS 2015@Hyderabad, India

・Naoto Sasaki, Kento Sato, Toshio Endo, Satoshi Matsuoka. Exploration of Lossy Compression for Application-level Checkpoint/Restart

 

IMG_4619.JPG

・JSSPP workshop, held with IEEE IPDPS 2015@Hyderabad, India

Yuki Tsujita, Toshio Endo. Data Driven Scheduling Approach for the Multi-node Multi-GPU Cholesky Decomposition

 

IMG_4623.JPG

 

 

 

HPCS2015での発表

  • 投稿日:
  • by

5月18~19日に、東京大学(本郷)で開催された情報処理学会HPCS2015にて、遠藤研から多数の発表を行いました。

  • 論文発表
    • 高嵜 祐樹,遠藤 敏夫,松岡 聡. GPUクラスタにおける大規模都市気流シミュレーションの最適化と性能モデル.(発表者:遠藤)
  • ポスター発表
    • 辻田裕紀, 遠藤敏夫. マルチノード・マルチGPU上のコレスキー分解に対するデータドリブン型アルゴリズム手法.
    • 佐藤幸紀,佐藤真平.メモリ階層性能シミュレータを用いたCPU単体性能チューニング.
    • Guanghao Jin,Toshio Endo. Efficient Utilization of GPU Cluster Resource for Stencil Computation.
    • 遠藤敏夫. 異種プロセッサマシンのメモリ階層を活用するHHRT ライブラリの実装. 

 

2015-05-19 18.28.13.jpg2015-05-19 18.28.48.jpg

 

2015-05-19 18.58.15.jpg

 

2015-05-19 18.29.37.jpg

 

 

 

 

 

GTC 2015参加

  • 投稿日:
  • by

3月17~19日にアメリカ・サンノゼで開催されたGPU Technology Conference (GTC 2015)において、修士一年都筑君がポスター発表を行いました。

  • Kazuki Tsuzuku, Toshio Endo: Power Capping of CPU-GPU Heterogeneous Systems using Power and Performance Models

コンピュータシステムの省電力・省エネの重要性については言うまでもありませんが、GPUなどのアクセラレータを搭載した高性能計算用コンピュータにおいてはPCなどと違った方法をとる必要があります。計算負荷がほぼずっと高い状況でも省電力を行う必要があること、電力上限の遵守だけでなく計算に係る消費エネルギーを抑制する必要があること、アプリケーションの性質によって最適なGPU/CPUクロックが異なること・・・を考慮する必要があります。そのためにリアルタイム電力を用いる動的制御と、電力・性能モデルを用いる静的制御を組み合わせるハイブリッド手法について提案しました。

 

2015-03-16 gtc15-tsuzuku.jpg

 

GTC Japan 2014に参加、NVIDIA Award受賞

  • 投稿日:
  • by

7月16日に東京ミッドタウンで開催されたGTC Japan 2014に研究室メンバーが参加しました。

ポスターセッションでは研究員の金さんがポスター発表を行い、NVIDIA Awardを受賞しました。

Guanghao Jin, Toshio Endo: "Data Management and Loop Controlling to Surpass Memory Capacity of GPU in OpenACC Framework"

gtcj14-awarded.jpg

 

 

 

 

 

ドイツISC'14・HPC-in-Asia参加

  • 投稿日:
  • by

6月22~26日にドイツLeipzigにスーパーコンピュータに関する国際会議ISC(International Supercomputing Conference)が開催され、研究室からは遠藤・博士研究員金さん・修士一年佐々木君が参加しました。

金さん、佐々木君は併設ワークショップHPC-in-Asiaにてポスター発表を行いました。

  • Naoto Sasaki, Kento Sato, Toshio Endo and Satoshi Matsuoka: "Exploration of Application-level Lossy Compression for Fast Checkpoint/Restart"
  • Guanghao Jin, Toshio Endo and Satoshi Matsuoka: "Efficient Utilization of Memory Hierarchy on GPU Clusters: Optimization Methods and Performance Models"

 

sasaki1406.jpg

佐々木君の研究発表は、スーパーコンピュータの耐故障性についての内容です。システムが大規模化するにつれチェックポイント時間が長くなり非現実的となりうる問題に対して、プロセスイメージ内のデータのうち微小な誤差が入ることを認めると、プロセスイメージを大幅に削減することが可能である、という研究です。画像処理などでも用いられるウェーブレット変換・不可逆圧縮の応用でもあります。

初の外部発表がいきなり海外という、なかなかのハードルでしたがおつかれさまでした。

jin1406.jpg

金さんの発表は、GPUなどのアクセラレータを用いた計算機のメモリウォール問題に関するものです。GPU上でステンシル計算(流体シミュレーションなどに頻出する計算)を実行する際、通常はGPUメモリ容量の中で行いますが、シミュレーション対象を大規模にできない問題があります。その限界を超えても高性能を保つために、テンポラルブロッキングと呼ばれる手法を使い、さらに高性能化の最適化を行います。以前から行っている研究で、TSUBAME2.5上の新しい結果なども発表しました。

直前にトラブルもあったのですが、無事(TSUBAMEシャツで)発表を行いました。

 

SC13展示参加・Green500世界一

  • 投稿日:
  • by

 

11月17~22日に米国Denverで行われた国際会議Supercomputing 13 (SC13)に,学術国際情報センター
としてブースを出展し,研究室からは遠藤がブース運営・展示などに参加しました.
TSUBAME2.5スパコンやそれを用いたシミュレーションの内容,また省電力に特化した小型スパコン
TSUBAME-KFCに関する発表を行いました.

TSUBAME-KFCは「油浸冷却」という先進的な冷却方法を採用しており,1200リットルの「油の風呂桶」
の中に計算機が沈んでいます.
そしてSC13で発表された,省エネスパコンランキングGreen500にて,TSUBAME-KFCは
省エネ世界一を獲得することができました.

TSUBAME-KFCに関する発表は,12/16~17に北海道大学で行われる情報処理学会HOKKE
(ARC/HPC合同研究会)でも行う予定です.

DSC01198-s.jpg

 

遠藤研メンバー紹介。

  • 投稿日:
  • by

遠藤研究室の学生は辻田、都筑、佐々木の現在3名で、皆B4です。

3人しかいないのに学生室は広いので部屋を持て余してしまいますね。

写真は何かに使うとかで撮った集合写真で、左から辻田、遠藤先生、佐々木、都筑となっております。

DSC00723.JPG


DSC00721.JPG